平成14年5月25日(土)晴れ

新幹線で京都へ向かい、14:00に京都駅につきました。

京都駅から、東海道線の新快速に乗り米原駅へ向かいます。
米原駅で降りて歩き始めました。米原は、中山道が通っています。

約30分ぐらい歩くと、昔の番場宿跡に着きました。

名神高速道路の下をくぐると、蓮花寺があります。
土曜日ですが、参拝者は少ないです。
中山道を自分の足で歩いて旅行している方に会いました。

 蓮華寺

 自伝によれば聖徳太子の建立で、もと法隆寺と称したが、鎌倉時代一向上人が再興し時宗一向派の本山となり、幾多の変遷を経て現在では浄土宗となっています。





 元弘3年5月7日京都合戦に敗れた六波羅探題北条仲時は、北朝の光厳天皇、後伏見・花園二上皇を奉じて中山道を下って番場宿に着きました。しかし、番場の先にも敵があまたおり、これが最後と、蓮華寺の本堂前庭において、北条上仲時公以下430余名ことごとく自刃しました。
 時の住職3代同阿上人が、その姓名と年齢法名を一巻の過去帳に留め、さらに墓を建立しました。過去帳は重要文化財となっています。

 足利尊氏に攻められ、六波羅探題北条仲時は鎌倉へと逃げるため番場宿まで来ましたが、佐々木道誉らに行く手を阻まれ奮戦むなしく、この寺で自刃しました。