兵庫県明石市から、京都へ向かいます。
 京都駅から,地下鉄に乗り,乗り換えて,蹴上駅で下車。
 歩いて,南禅寺へ向かいます。


 南禅寺
 亀山天皇の離宮を寺に改めたもので臨済宗南禅寺派の大本山です。
 室町時代、五山制度の中で五山を超える「五山之上」と言う禅宗寺院最高の寺格となり、五山文化の中心でした。三度の火災により応仁の乱以降は衰退しましたが、現在の建物は室町時代以降に再建されたものです。
 境内には、総門、勅使門、三門、法堂、方丈の大伽藍が並んでいます。





 南禅院
 南禅寺の別院で,方丈の南,水路閣を越えたところにあります。鎌倉幕府に不満であった亀山法皇が,晩年を過ごし,1305(嘉元3)年,死去後遺命により分骨を埋葬しました。
 応仁の乱後衰退していたのを将軍綱吉の母桂昌院が再興しました。現本堂はそのときのもので,上段の間を設けています。御霊殿に木造亀山天皇御坐像(国重文・鎌倉)を安置し分骨所もあります。庫裡・茶室は大正の建築です。



 庭園(国史跡・国名勝,鎌倉)は曹源池を中心とした池泉廻遊式の名園で,室町時代に多少縮小されています。石橋を境に池があり,心字島があります。作庭者は仁和寺の大僧正了遍(西園寺公経の孫)で1278(弘安元)年説,夢窓疎石作庭ないし補完説があります。








 二つの庭園とも広くはないが、いい庭園です。




 亀山天皇分骨所



 本能寺
信長展を見学。信長展といいながら、信長本人に関係する、歴史的なものは、あまり展示されていませんでした。がっかり。
 ポスターに撮影されていた鎧も、信長に直接関係するものではなく、信長の親類の津田家の鎧です。かなり、失礼です。
 他に、信長が使用していたという、ちゃわん・茶器・刀などが展示されていました。これも、本当かどうか疑わしいです。展示スペースも狭く、入場料500円にしては、かなりがっかりしました。




織田信長公廟所があります。




 これで、ゴールデンウィークの旅行を終えて、新幹線で東京へ帰りました。