丹波(兵庫県北部地方) 紅葉の歴旅

レンタカーで丹波を廻ります。


 石龕寺(せきがんじ)

 石龕寺には,今年の5月に来ています。
 この寺が,紅葉で有名なのを知り,紅葉の時期にまたやって来ました。

「石龕寺略縁起」よれば、587(用明2)年、聖徳太子が自刻の毘沙門天像を安置したのが寺の始まりであり、村上天皇が数多くの伽藍坊舎を建立したと伝えます。
 1351(観応2)年、足利尊氏の子義詮がこの地に身を寄せたことが『太平記』にみえ,足利氏と関係が深かかったです。






紅葉が真っ赤に紅葉が始まっていました。


 紅葉の最盛期のちょっと手前の時期のような気がします。
 が、 きれいは,きれいです。


 高原寺

瑞巌山高源寺(臨済宗)は、紅藁の名所であり、紅葉の季節には、全山が燃えるといわれるほど美しい景観がひろがるといいます。


 


 天正年間(1573〜92)、織田信長の丹波攻略の兵火にかかり、堂宇はことごとく焼失しました。その後は法燈を維持するのみでした。1784(天明4)年入寺した29世弘厳玄猊は、堂宇建立に着工し、当時の柏原藩主織田信憑(のぶより)の援助と近郷の住人の協力を得て、1799(寛政11)年、工事は完了し、寺観は一新しました。
 建造物には総門・山門・仏殿・方丈・庫裏・鐘堂・宝蔵・多宝塔があります。


 この寺にテントを出していた市の観光協会の人も言っていましたが,今年の紅葉は例年に比べて,いまいちのようです。鮮やかな紅葉の赤ではなく,色が茶色く,くすんだように紅葉しています。紅葉は年によって,当たりはずれがあるようです。