平成18年3月沖縄 那覇   晴れ ときどき 曇り

 仕事の関係で,沖縄県那覇市に来ました。
 3月初旬の沖縄であるが,関東に比べて暖かいです。日陰にいても全然寒くない。
 関東より,気候が1月以上早いようです。
 那覇市内では,もう桜が咲き終わり,散っていて,葉桜になっています。
 ちょうどいい気候ですが,市内を歩いていると,ちょっと汗ばんできます。
 3月にこの気候では,私は暑がりなので,とても沖縄の夏は耐えられそうにないと思いました。
 ホテルにチェックインして,時間がちょっと空いたので,首里城を見学することにしました。

 首里城

 史跡「首里城跡」は、世界遺産にも登録されています。
沖縄市内のモノレール「ゆいレール」に乗って,「 首里駅」へ。
 首里城は,堂々たる立派な石垣をもっています。まるで,西洋の要塞のようです。石の組み方は,本土の城の石垣と違うようです。
守礼の門への坂を上ってゆきます。
守礼の門
 かつては、国宝に指定されていました。
 しかし、太平洋戦争の沖縄戦で破壊され,現在の門は昭和33年に復元されたものです。
歓会門(かんかいもん)
 首里城の城郭内へ入る第一の正門。「歓会(かんかい)」とは歓迎するという意味です。
正殿(せいでん)
 正殿は首里城で最も中心的な建物です。木造の三階建で、一階は主に国王自ら政治や儀式を執り行う場、二階は国王と親族・女官らが儀式を行う場でした。
 現在の建物は、沖縄戦で焼失するまで残っていた正殿を基にに平成4年に復元したものです。
南殿・番所(なんでん・ばんどころ)   「南殿」は日本風の儀式が行われた所です。「番所」は、通常は首里城へ登城してきた人々の取次を行った所です。
北殿(ほくでん)
 王府の中央行政庁。「南殿」で日本風の儀式が行われたのに対し、ここでは中国的な儀式が行われました。
円鑑池(えんかんち)
 北殿の展示資料を見学しました。
 昔の沖縄は,中国の冊封(さくほう)体制に入っていました。
 国王や官吏は,中国風の服装をしていたようです。
 本土とは,違う雰囲気であるのが理解できます。

 思いがけなく,世界遺産「首里城跡」を見学できてよかったです。