四国 第3日目

10月1日(日)、高知市内で朝を迎えました。起きたら、雨が降っています。がっかり。
Yahooの天気予報で昨日見た限りでは、曇りだったのですが。はずれてます。

今日は、阿波の国を攻めます。高知ICから高知道へ。
徳島道の池田井川ICで高速を下ります。

雨なので、あまり気持ちはなりませんが、いくつか見学予定地を廻ることにします。

まずは、池田城跡へ。
 池田城跡
所在地は、昔は池田町、今は合併により三好市になっています。
池田城は、鎌倉時代の承久の乱の後、長野県の出身である小笠原氏が、阿波守護となり築いた城です。
室町時代、細川氏が阿波に勢力を伸ばすと、小笠原氏は、姓を三好と改め、細川氏の家臣となりました。
後年、下克上の代表となった三好長慶が有名です。
この池田城は、細長い大地上にあります。
現在、残っている池田城の痕跡は、池田幼稚園に石垣があります。
この池田幼稚園は、城跡の石垣の上に建っています。
この大地上には、池田小学校、池田幼稚園、池田中学校、簡易裁判所、そして池田高校があります。

徳島の県立 池田高校は、昔、高校野球の甲子園で有名でした。
蔦監督が、池田高校野球部を率い、甲子園で優勝しました。こんな山の中の高校が、野球で甲子園を制するとは信じられません。
当時、その当時の投手では、元巨人投手の水野がいました。
池田高校のバッティングは破壊力があり、ボールの伸びが違うなと思ったのを覚えています。やまびこ打線と呼ばれていたように思います。蔦監督の指導力が、すごかったんでしょうね。

 切幡寺(きりはたじ)
 四国八十八ヵ所の第9番札所。
 雨なのに、お遍路の方がたくさん参拝に来ています。
 この切幡寺の大塔(二重塔)がよかったです。
 約400年以上前の建築で、重要文化財に指定されています。
 長い年月を経た風格が柱・垂木等にあります。
 秋月城跡
 秋月城は,足利尊氏の命を受けた一族の細川和氏が,1336(延元元)年居住し四国平定の拠点とした跡です。
 秋月城は,3代守護細川詮春の代に守護所を勝瑞城に移すことになり,この地の豪族秋月氏がその後を守りました。
今その面影をとどめるものとしては,本丸跡の一角にある諸将の墓と,周辺に残る空堀の一部があります。
秋月城跡の一番の高所へ登っていきます。
 安国寺跡
 細川和氏は,1339(延元4)年,城の北東麓に,のち阿波安国寺となる補陀寺を建立し,夢窓国師を招いて開山としました。
その後,和氏の弟細川頼春の建立した光勝院(の鳴門市大麻町へ移転)や,細川頼之が建立して絶海中津を開山に迎えた宝冠寺などが,この地でいらかを接していました。
 その一つの安国寺の経蔵跡が今の輪蔵庵のあたりだとされています。
 輪蔵庵への参道石段を登りつめた所に細川和氏の墓があり,わずかに往事をしのばせてくれます。

雨は降り止まないので、観光を切り上げ、早めに徳島市内のホテルにチェクインしました。