平成19年5月 静岡・沼津へ

 興国寺城跡
 戦国大名の北条早雲,宗瑞,こと伊勢新九郎長氏の始まりの城です。
 北条早雲は初め伊勢新九郎長氏と称し、駿河守護今川義忠の側室であった妹を頼り、今川氏に身を寄せていました。
 文明8年(1476年)義忠が急死すると、その後の相続争いに今川氏親を助けて功があり、長享2年(1488年)頃、富士郡下方12郷を与えられ、興国寺城主となりました。
 興国寺城跡は,平山城です。本丸の上部の方を、新幹線が通っています。
 土塁を登っていきます。
 本丸跡です。
 城の周りは高めの土塁で囲まれています。
 北側には,深い谷のような堀割があります。
 大中寺

 大中寺は,夢窓国師が創建したというお寺です。
 早春の梅が有名でもあります。
 ちょうど本堂を改装しているところでした。

 国清寺(こくせいじ)
臨済宗円覚寺派、天長山国清万年禅寺。
畠山国清が康安元年(1361)に創建した臨済宗の古刹です。
応安元年(1368)上杉憲顕が大いに修築して大きな寺としました。足利義満の時は関東十刹に加えられました
 韮山城跡

 韮山城は,北条早雲が,堀越公方足利茶々丸を滅ぼした後,居城としたところです。韮山城  最後死ぬときも,この城で死んでいます。
 韮山城は、北側を池で囲まれています。
韮山高校の校舎です。遠くに、うっすらと富士山が見えます。
本丸へ登る階段です。
本丸跡

 蛭ヶ小島
 韮山城跡から比較的近いです。
 昔は湿地帯だったのでしょう。
 ここに、平治の乱で配流になった、源頼朝が、30年以上住んでいました。
 頼朝と政子の夫婦の銅像です。