平成20年 1月 広島県1日目

 縮景園
縮景園(しゅっけいえん)は、広島県広島市中区にある池泉回遊式庭園です。
名称は中国の西湖周辺の風景を縮めて表したことによるといわれます。(造営当時の名称は「泉水屋敷」)。

1620年、初代広島藩主 浅野長晟が、茶人であった家老の上田宗箇(そうこ)に作庭を命じ、築庭したものです。

1758年の大火で庭園はいったん灰燼に帰しました。

このため7代藩主浅野重晟は、京都から庭師清水七郎右衛門を呼び寄せ、跨虹橋の造営など新作に近い大改修を行いました。
その際、頼春水らによって園内の名勝・建物34カ所に中国風の号が命名されました。
昭和20年(1945)原子爆弾により崩壊したが、その後また復元、整備されました。
庭園は中央の濯櫻(たくえい)池に十数個の島を点在させ、北東側に迎暉峯(げいぎほう)などの築山があり、池畔や樹林の中に茶室や亭館を配してそれらを連絡する園路によって庭を回遊できるように造られています。
あいにく、雨が降っています。
広島市街地に、こんな広大な大名庭園があるとは驚きます。

流石に、大名は好きな所に庭園を造れたのでしょうね。
広大な庭園に樹木がたくさんあり、維持費はずいぶんかかるでしょう。
雨の中の散策でしたが、素敵な庭園を堪能できました。
次は、天気よい暖かい季節に来てみたいです。