平成20年 4月 鎌倉

 鎌倉
4月初め、桜の花が満開を過ぎた頃、鎌倉へ行きました。
人出は、多いですね。
段かずらの桜の花は、満開を過ぎ、散り始めていました。
段かずら
鶴岡八幡宮へきました。
桜の花が散って、池の水面に浮かんで流れています。
八幡宮の拝殿で、神前結婚式を行っていました。厳かで、幸せそうです。
鶴岡八幡宮
桜が、今を盛りと咲いています。
鎌倉駅へ戻り、江ノ電に乗り、長谷に来ました。一般の家の庭に、桃でしょうか。鮮やかなピンク色で咲いています。
甘縄神明神社へ来ました。
この神社の参堂には、頼朝の側近中の側近、安達藤九郎盛長(もりなが)の屋敷跡の碑があります。この辺りが屋敷だったのでしょうか。
それから、歩いて高徳院へ来ました。人はやはり多いです。
外人さんも多いです。
大仏様の脇に桜がきれいに咲いています。
私が鎌倉の大仏を拝観したのは、中学生の修学旅行以来です。ずいぶん、来なかったものです。
大仏さまは、国宝なのですね。大きくて、素晴らしい。男前のお顔をしています。
大仏様の中を見学できます。
また、江ノ電に乗り、極楽寺駅で降りました。
極楽寺切通しに来ました。
極楽寺切通しの石碑
霊山山〜仏法寺跡へ行きます。
山桜もきれいです。
「五合桝」と呼ばれる桝形遺構
「コッホ博士碑」
コッホ氏はドイツの細菌学者でノーベル受賞者として知られています。
コッホ博士は来日していた時、北里柴三郎博士と共に夏を鎌倉で過ごしたそうです。
博士は、ここ霊山山からの眺望を好んでいたようです。
相模湾がよく見渡せます。
仏法寺跡
池跡の南側には五輪塔などの石塔が数基並んで立っています。このあたりが墓域であることを物語ります。仏法寺付近は新田義貞の鎌倉攻めで、その最大の激戦地である「稲村ヶ崎攻防戦」の舞台となったところです。  
鎌倉を守る幕府軍、鎌倉を攻める新田軍、どちらかがこの霊山山を取るかで勝敗がわかれたようです。結局のところはこの山を押さえた新田軍は仏法寺の下を通る稲村路を上から攻撃されることなく通過し鎌倉に侵入することができした。
霊山山
歩いて稲村ガ崎へ向かうことにします。

針磨橋の跡の碑
昔この付近に針を作る者が住んでいた事から、この名が付いたと言う。
日蓮袈裟掛の松石碑
龍ノ口の刑場に引き立てられて行く途中に、日蓮が袈裟を掛けた松といわれています。
十一人塚
稲村ガ崎古戦場跡の碑
江ノ島が遠くに見えます。
稲村ガ崎
江ノ電に乗り、小動神社に向かいます。
だんだん、寒くなってきました。
小動神社
石の狛犬に、赤い手ぬぐいで、頬かむりをしています。
寒くて可哀想だからでしょうか?
これで、今日の鎌倉観光は終了です。