平成20年12月

西国第二十五番  御嶽山 清水寺(みたけさん きよみずでら)



開 基  法道仙人
創 建 推古天皇35(627)年
本 尊 十一面千手観世音菩薩
宗派 天台宗
 住 所 兵庫県加東市平木1194
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清水寺の創建は、インドから渡来した伝説的な僧、法道仙人が約1800年前にこの地を訪れ、鎮護国家豊作を祈願したのが始まりとされています。

この地はもともと水に乏しく、仙人は水神に祈りを捧げたところ、霊泉が湧き出したといいます。清水寺の名はこれに由来しています。

推古35年(627年)推古天皇勅願により、根本中堂が建立され、法道仙人彫った秘仏の十一面観音が安置されました。

神亀2年(725年)聖武天皇は行基菩薩に勅願して大講堂を建立しました。
大駐車場に車を停めます。駐車場には、数日前に降った雪が残っています。

鮮やかな朱塗りの仁王門が見えます。
仁王門をくぐり、ゆるやかな坂を登ると、道は下りになります。 

根本中堂
右手に石段があり、階段を登りつめると根本中堂があります。

現在の根本中堂は大正6年(1917年)に再建されたものでそうです。

建物の中にあがることができ、読経・参拝しました。
   池の向こうに、大講堂がみえます。
大講堂
大講堂は、以前の伽藍は大正2年の山火事により焼失し、大正6年(1917年)に再建されたものです。
ここでも、読経・参拝。
大講堂が納経所になっていました。
薬師堂
創建は清盛の義母である池の禅尼。
昭和59年11月の再建です。