平成21年4月29日

西国札所七番 東光山 龍蓋寺(りゅうがいじ)  (通称 岡寺)



開基 義淵僧正
創建 天智天皇2(663)年/td>
本 尊 如意輪観世音菩薩
宗派 真言宗豊山派
住所 奈良県高市郡明日香村岡806
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今日、茨城から車で奈良へ来ました。

0:15ぐらいに高速に入り、東名道、伊勢湾岸、東名阪と乗り継ぎ、亀山ICで降りました。

渋滞に遭うこともなく、スムーズに来れました。
深夜に走るのは、結構好きです。

高速料金は、トータルで3千円弱でした。通常料金は、1万円強なので、割引でかなりお得でした。
大都市近郊区間を通るので、乗り放題千円にはなりません。(^_^;

まず、本日の第一番目は、奈良県明日香村の西国第七番 岡寺です。
順調に来れたので、8時20分ぐらいに着きました。

■ 西国第七番札所 岡寺

岡寺というだけあり、丘の上にあります。

岡寺は、およそ1300年前、天智天皇2(663)年、義淵(ぎえん)僧正が天智天皇から蘇我馬子の邸宅だった岡宮の旧跡を譲り受けて建立したのが始まりで、この旧跡に由来して岡寺と呼ばれています。
仁王門 国重要文化財
色とりどりのボタンの花が出迎えてくれます。
まるで、花の貴婦人です。
石段を登っていきます。
岡寺の境内です。
岡寺は、通称で、正式には、東光山 龍蓋寺です。

龍蓋寺の寺名は、この村に出没して農民を苦しめていた悪龍を、義淵がその法力で池に封じ込めたということから、龍蓋寺という名称の由来になったといわれています。
  義淵は、その弟子に、玄ム・行基・隆尊・良弁などがおり、道慈・道鏡なども義淵の門下であったというので、高僧だったのですね。
本尊は、如意輪観音観世音菩薩像。身の丈4.6mといった日本の塑像の中で最大のものです。
弘法大師が、日本・中国・インドの三国の土を配合して塑像の原材料にしたという伝説が残っています。

大ききな仏像です。ほとんど丈六(約4.85メートル)です。
如意輪観音観世音菩薩にしては、腕が二本です。
なんだか、異国の仏様という感じがします。
龍蓋池
本堂
岡寺は、花の寺としても知られ、4月中旬からはシャクナゲの花約3000株が咲き誇ります。
ちょうど、間に合いました。

シャクナゲは、岡寺本堂の奥の谷に、所狭しと咲いていました。きれいですね、
ハチが蜜を求め、ぶんぶん飛んでいました。
義淵僧正廟所
境内のひときわ高い場所にあります。
また、ボタンも植えられています。ちょうど盛りでした。
三重塔