平成21年4月29日

西国第六番 壷阪山 南法華寺(壺阪寺)



開 基  弁基上人
創 建 大宝3(703)年
本 尊 十一面千手千眼観世音菩薩
宗派 真言宗
 住 所 奈良県高市郡高取町壷阪3番地
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 大宝3(703)年に元興寺の弁基上人がこの山で修行していたところ、愛用の水晶の壺を坂の上の庵に納め、感得した像を刻んでまつったのが始まりといいます。

 養老元(717)年に元正天皇により八角円堂が建てられ、南法華寺の正式寺号を賜りました。
南法華寺よりも、壷阪寺や壷阪観音でよく知られています。
本尊十一面観音は眼病に霊験があるといわれ、お里・沢市の夫婦愛をうたった人形浄瑠璃『壺坂霊験記』の舞台としても有名です。

園内には養護盲老人ホーム慈母園があります。
ちょうどボタンの花がきれいでした。
大釈迦如来石像
インドから渡来しました。
台座を含め高さが15mの通称「壺阪大仏」です。平成19年11月に開眼しました。
   上から見ると、その大きさがよく判ります。
   本堂
三重塔
室町時代の明応6年(1497年)の建立。
国重要文化財です。
本堂は、江戸時代の再建です。
後ろの建物が礼堂は、室町時代中期以前の建立。
  天竺渡来大観音像
 先代住職のインドでの救ライ事業への尽力に対する返礼として贈られたものです。
大理石造り、高さ約20m、総重量1200トンの壮大なものです。 
大きな寝釈迦像です。
大和盆地が、霞にかすんでいます。