平成21年5月3日
さて、GW、無鄰菴を見学した後に、同じ南禅寺エリアにある、「洛翠(らくすい)」を訪ねました。
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洛翠(らくすい)
洛翠には、旅館、レストラン、庭園があります。
元々は、1909(明治42)年に造られた、実業家藤田小太郎の本宅でした。
郵政省共済組合が、購入して職員の保養施設にし、昭和62年から運営を地元企業に委託し、一般宿泊や庭園の有料公開も行っていました。
洛翠には、豊臣氏の伏見城内にあったものを移築した不明門(あかずのもの)があります。
洛翠は、5月10日で営業が終了することになっていました。
営業終了後のことについては、何も決まっていないとのこと。
せっかくの機会なので、洛翠庭園を見学しました。
見学料は500円。お抹茶付きで千円でした。
この庭園は、無鄰菴と同じ、7代目小川治兵衛が手がけたものです。
最近は、11代目小川治兵衞が庭園の手入れをしていました。
3300平方mの敷地に、琵琶湖を模した池を造り、琵琶湖疏水から水を引いています。
開放的で、のんびり、ゆったりできる庭園でした。
真ん中の小さな島は、竹生島を模しています。
この庭園が拝観停止になってしうまのは残念です。