花をよく育てているお寺でした。 いろいろな花が咲いていました。 この寺には、稲葉一鉄（いなば　いってつ）の墓があります。 ■　稲葉一鉄の墓 稲葉一鉄は、美濃　斎藤家の重臣で、安藤守就・氏家ト全とともに西美濃三人衆と呼ばれていました。 しかし、主君　斎藤龍興が暗愚だったので、ついに見限り、三人衆揃って、尾張の織田信長に内通しました。
	信長は、龍興を追い(稲葉山城の戦い)、ここに斎藤家は滅亡します。 その後も、一鉄は、織田軍団に組み入れられ、戦巧者ぶりを認められました。 また、一鉄は、頑固者で有名で、信長に対しても自分の意見を変えなかったそうです。
現代においても自分の主義主張を曲げない者を「一徹者」と言いますが、この「一徹」とは実は稲葉一鉄から来ているそうです。   墓所には、並んで彼の妻(三条西実枝の娘)、後室(信長の妹)と長男貞通の妻(斎藤道三の娘)の墓があります。 一鉄の陣金