平成21年5月24日

 上田城

 上田城は、甲斐武田氏の旧臣である真田昌幸により、1583年(天正11年)に築城された平城です。
 真田昌幸が二度にわたる徳川軍の攻撃を撃退した上田合戦が行われたことでも有名です。

 現在は旧二の丸内が上田城跡公園といます。


 江戸時代には上田藩の藩庁が置かれました。
 真田氏が信濃国松代へ転封された後は仙石氏が入城、破却された上田城を現在のような姿に再建しました。
 仙石忠政により、本丸の3棟の櫓(南櫓、北櫓、西櫓)などが再建されした。

大手門と北櫓

北櫓は民間に払い下げられていたものを市が買い上げて上田城に復元。
大手門は近年の復元です。

本丸の周囲
真田石

真田昌幸が上田城築城の際、太郎山から掘り出したものです。
本丸の堀
本丸の土塁
本丸跡
西櫓
仙石氏が築城した当時からのの現存櫓です。
立派な石垣があります。
南櫓
大手門の左手にあります。
民間に払い下げられていたものを復元。

上田城は、天然の要害の地形を生かした城だと思います。
しかし、それほど規模も大きくないのに、徳川の大軍を迎え撃ったとは驚きです。
真田昌幸は、用兵が巧みな武将だったのでしょうね。