平成21年11月

 二俣城跡

二俣城は、戦国時代今川氏により築城され、武田軍の修築を経て、徳川方の在城の頃、天守台を始め諸施設が構築されました。

主な遺構として本丸、天守台、二の丸、曲輪(くるわ)、蔵屋敷などが残っています。

二俣城をめぐって、武田・徳川軍の攻防を繰り広げ、戦国乱世の象徴のような城です。
二俣城は、山城でしょう。
行ける所まで、車で登っていくと、車が数台停められる駐車場があります。

そこから、本丸跡へ歩いていきます。
本丸が見えてきました。
本丸跡
広い本丸で、向こうに、天守台が見えます。 
 木々が紅葉していました。
天守台
天竜川が流れているのが見えます。

戦国時代、篭城すると、水は、井楼により天竜川からくみ上げていたようです。
二俣城跡は、昔この城を巡って凄絶な戦いがあったとは結びつかない、静かな城山公園となっています。
天正7年(1579)9月15日、徳川家康の長男信康がこの二俣城で自刃しています。
石垣残っています。
時代を感じさせます。