平成22年5月 秋田 角館

 錦秋湖(きんしゅうこ)
秋田自動車道を走り、錦秋湖SAで休憩しました。
SAから遊歩道・道路があり、錦秋湖の展望台へ行けます。
錦秋湖は、岩手県西部、和賀郡西和賀町にある湖です。
 北上川の支流和賀川をせき止めてつくられた湯田ダムの人造湖で、1964年(昭和39)完成。
 北上水系のダム中最大規模。湖周辺は湯田温泉郷県立自然公園に属し、とくに紅葉季はすばらしいそうです。


 角館(かくのだて)
 角館は秋田県仙北市です。
 国選定重要伝統的建造物群保存地区となっており、現在も藩政時代の地割が踏襲され、武家屋敷等の建造物が数多く残されており、年間約200万人が訪れる東北でも有数の観光地として知られています。みちのくの小京都とも呼ばれます。
 角館は、戦国時代には戸沢氏の本拠地でした。関ヶ原の合戦後の1602年(慶長7年)、戸沢氏が常陸多賀郡へ転封、佐竹氏が秋田へ入部し久保田藩領となります。
 翌1603年(慶長8年)、佐竹義宣の実弟にあたる蘆名義勝が所預(ところあずかり)として角館に入りました。
 蘆名氏の支配は3代続きましたが、1653年(承応2年)の蘆名千鶴丸の死により蘆名氏が断絶。
 代わって1656年(明暦2年)、佐竹氏の分家である佐竹北家の佐竹義隣が角館に入り、以降明治まで11代続きました。
GWの5月10日に訪れましたが、もうすっかりシダレザクラの花は散っていました。
桜の花は散っていますが、観光客はかなり多いです。
一部の桜の花は残っています。
いつか、角館のシダレザクラが満開時に必ず再訪しようと、心に誓って帰路に着きました。