平成22年8月 奥州三十三観音

 第13番 大聖寺(だいしょうじ)  本尊:聖観世音
所在:伊達郡桑折町上郡字観音沢30

 大聖寺は、元慶5年(881)奥州33観音の創始者である名取の老女旭の草創で、藤原秀衛が再興し補陀山常西寺と称しました。
 現在の観音堂は、江戸時代に開基された大聖寺が管理しています。
観音堂へ登る石段
観音堂
本堂
明王山 大聖寺(真言宗)
毛糸の帽子を被った石仏



 第12番 観音寺(かんのんじ)  本尊:聖観世音
所在:伊達郡桑折町万正寺宇坂町20

ハスの花が咲いていました。

朝に咲くのでしょうか。
サルスベリの花も咲いています。
観音堂
享保年間建立の荘厳な観音堂。
丈六(5m)の坐像の聖観音が奉安されています。
隣の書院が納経所になっています。



  第11番 天王寺  本尊:聖観世音
福島市飯坂町天王寺11

 天王寺は、飯坂温泉の繁華街をぬけ、1kmあまり行った所にあります。
 小高い山を背負って建ち、境内は広そうです。
本堂
本堂の右手に庫裡があり、納経所になっています。
観音堂への参道は、本堂・庫裡の右側になります。
天正年間、伊達照宗建立の観音堂で、本尊は恵心僧都作と伝えられます。
本堂・庫裡の裏側
庭園があります。