平成22年8月 宮城県角田市

 高蔵寺
 高蔵寺の創建は古く平安時代の初期、弘仁10年(819)南部の僧徳一によって開山されたと伝えられ、、嵯峨天皇の筆によるといわれる「高蔵寺」の額が秘蔵されているます。

車を駐車場に停め、阿弥陀堂に続く参道を歩いていきます。
高蔵寺阿弥陀堂(国重要文化財)
治承元年(1177)、藤原秀衡・妻などにより建立されたもので、宮城本県最古の木造建築です。
 茅葺きの屋根がこんもりしてかわいいです。
 お堂は阿弥陀堂のため東面して建てられ、間口、奥行とも9.3mの正四方形(宝形造)で、太い円柱に支えられた構造です。
 着いたのが午後6時ちかくだからなの、お堂はの扉は閉じています。参拝者は誰もいないです。
本尊は、平安末期の作とされ、御堂建立の翌年安置されたと推定される丈六の阿弥陀如来坐像(国重要文化財)です。像高2.7m。
高蔵寺阿弥陀堂は、宇治平等院鳳凰堂等ととに日本最古の七阿弥陀堂のひとつに数えられています。
旧佐藤家住宅 国重要文化財)
阿弥陀堂の道を挟んだ向かい側にあります。
江戸時代(18世紀中頃から後期)に建てられた仙台領内の中規模農家の典型的な住宅です。この地に修復移転したものです。
住宅の前は公園のようになっています。