平成23年2月
 千葉県立関宿城博物館
 千葉県立関宿博物館は、野田市の最北端、利根川と江戸川の分岐点にあります。
 その分岐点近くに復元された関宿城は、3層4階の天守閣が博物館となっています。
博物館は、主に、「河川とそれにかかわる産業」をテーマに河川改修や水運、流域の生活や産業など河川の歴史が紹介されています。
白い練塀もあり、なかなか本格的な城のようになっています。

 宗英寺
観照山宗英寺は禅宗の寺院です。慶長元年(1596年)の創建といわれています。
開山は、関宿城主松平康元です。
本堂には、道元禅師の木像が安置されています。
裏の墓地には、徳川家康の異父弟にあたる、初代関宿城主松平康元の墓石があります。 .
本堂に向かって左手には、、戦国時代の第4代古河公方、足利晴氏の五輪の塔があります。
かなり摩耗した五輪の塔です。

 満福寺と足利成氏の墓
 西光山乾亨院 満福寺は、 明応年間(1492〜1500年)に開かれた曹洞宗の禅寺で、古河公方 足利成氏が開山といわれています。
現在の満福寺は、火災のため、江戸時代末期の 安政元年(1854年)に再建されたものです。
足利成氏の墓
満福寺に、足利成氏の墓があります。
足利成氏は、関東管領上杉憲忠を謀殺し、以後約30年間に及ぶ享徳の乱が勃発させ、初代古河公方となりました。
猪苗代兼載(いなわしろけんさい)の墓
応仁の乱後の京都で活躍した連歌師 で、古河公方足利政氏に連歌を指導 したといわれています。

 佐野厄除け大師
佐野厄除け大師は、栃木県佐野市にある天台宗の寺院です。
朱雀天皇の944(天慶七)年3月、奈良の僧 宥尊(ゆうそん)上人が開いた寺で、最初は日本の仏教で最も古い南都六宗の法相宗に属し、正確には、「春日岡山 転法輪院 惣宗官寺(かすがおかやま てんぼうりんいん そうしゅうかんじ)」と言いました。。
佐野厄除け大師の通称です。こちらの方が有名です。
惣宗寺(そうしゅうじ) とはほとんどの方が知らないでしょう。私も知りませんでした。
もう、午後3時を過ぎていたので、参拝客は多くはありませんでした。
私は、初めて、佐野厄除け大師を訪れました。
佐野厄除け大師は、厄よけ元三慈恵大師(御本地・如意輪観音)を安置し、厄よけ、身体安全の祈願を行っており、正月大祭には約百万人以上の参拝客が訪れるといいます。
祈願料は、一金五千円からのようでした。
私は、厄除けのお守りを買ってきました。
帰りは、佐野ラーメンを食べて帰りました。