坂東第八番札所 星谷寺

寺院名 妙法山 星谷寺
(みょうほうざん しょうこくじ)
通  称  星の谷観音
宗  派  真言宗大覚寺派
開  基  行基菩薩
ご本尊  聖観世音菩薩
 真  言: おん あろりきゃ そわか
 ご詠歌: 障りなす 迷ひの雲を ふき払ひ 月もろともに 拝む星の谷
 御利益: 水子供養、安産祈願、商売繁昌、家内安全、就職祈願

 札所データ 
住所  神奈川県座間市入谷3−3583
電話  046(251)2266
交通(電車)  小田急線 座間駅から徒歩約5分
交通(車)  東名高速道路 横浜町田ICから約20分
駐車場  あり
拝観料  無料
地図サイト mapion

 歴 史
  • 行基が星谷の地に巡錫したおり、森の中で、法華経を読む声が聞いた。声の主を探してみると、それは古木の根元にあった観音像の声であったという。
  • 行基が土地の人々に、そのことを伝えると、人々が集まってきて堂を建て、観音像を安置した。それが星谷寺の始まり。
  • 鎌倉時代には、兵火によって伽藍の多くを失ったのに加え、野火で観音堂を全焼。その時、本尊は火中から飛び出し、600mほど離れた木の上に止まり、光明を放ったという。その場所に本堂を再建し、中興したのが、現在の星谷寺の場所である。
  • 歴代北条氏の厚い保護を受け、徳川家康にも寺領の寄進を受けて栄えた。

 訪 問 記
平成20年9月1日(月) 晴れ


 妙法山 星谷寺

本尊を安置する厨司の扉を開けるのは、牛年の10月18日のみ。
その日以外に、開扉すると住僧に災いが及ぶという言い伝えがある。

星谷寺は、座間駅からも近く、住宅街の中にあります。
参道には、青銅製の金剛力士像が迎えてくれます。
大きなイチョウの木があります。
国指定重要文化財の梵鐘がある、鐘楼。
国指定重要文化財の梵鐘

嘉禄3(1227)年に鋳造されたもの。
近江源氏の祖・佐々木信綱が寄進し、源吉国が鋳造した。
宝篋印塔

宝暦13(1763)年の建立。
市指定重要文化財。
星谷寺 本堂
「星の谷観音 七不思議」のひとつ「根下り紅葉」
「星の谷観音 七不思議」のひとつ「星の井戸」

信仰心の厚い人が覗くと、日中でも星が映って見えるという。