坂東第十五番札所 長谷寺


寺院名 白岩山長谷寺
(しらいわさんちょうこくじ)
通  称 白岩観音
宗  派 金峯山修験本宗
開  基 役ノ行者
ご本尊 十一面観世音菩薩
真  言 おんまか きゃろにか そわか
ご詠歌 誰も皆な 祈る心は 白岩の 初瀬の誓ひ 頼もしきかな

 札所データ 
住所 群馬県群馬郡榛名町白岩448
電話 0273(43)0349
交通(電車) JR高崎駅本郷経由室田行き ドドメキ下車 徒歩35分
交通(車) 関越道前橋IC45分
駐車場 大きな駐車場あり
拝観料 内陣参拝200円
地図サイト mapion

 歴 史
  • 「坂東霊場記」では、この地に住む高崎氏が42歳の厄年を恐れていたところに、一人の旅の僧が訪れ、一夜の宿を貸した。すると僧は、役の行者ゆかりの地に生えていた柳の木で大和長谷寺の十一面観音を模した像を作り、高崎氏に与えたが、その僧こそ行基だったと記されている。


 訪 問 記
平成20年9月23日(火) 晴れ

 白岩山 長谷寺 ( しらいわさん ちょうこくじ )
長谷寺の駐車場は、道路をはさんで向かい側にあります。
道路を横断し、長谷寺へ。
仁王門が迎えてくれます。
朱塗りも鮮やかな仁王様。
鐘楼
一打百円とありました。
伝教大師、弘法大師もこの地を訪れ、仁寿元(851)年には在原業平が堂宇を修営。源義家、新田義貞ら武将の信仰も厚かったといいます。

新田義貞が挙兵した際には、長谷寺の修験者たちが坂東八カ国に激を伝えたといいます。

天文2(1533)年、上杉憲政が伽藍を整え、日本三大長谷のひとつに数えられるになりましたが、永禄6(1563)年に、武田信玄の箕輪城攻めで伽藍が焼失しました。

天正8(1580)年、信玄の息子の武田勝頼が現在の観音堂を再建しました。
納経所は、本堂前にある新しい建物でした。