坂東第番二十七札所 円福寺 

寺院名  飯沼山円福寺
通  称  飯沼観音
宗  派  真言宗
開  基  弘法大師
ご本尊  十一面観世音菩薩
真  言 おんまか きゃろにきゃ そわか
ご詠歌 このはどは よろずのことを 飯沼に
       きくもならはぬ 波の音かな

 札所データ 
住所 千葉県銚子市馬場町293 
電話 0479(22)1741
交通(車) 東関東自動車道佐原香取IC1時間
駐車場 あり
拝観料 無料
地図サイト mapion
ホームページ http://www.tcs-net.ne.jp/~enpukuji/

 歴 史
  • 飯沼観世音縁起絵巻によると,神亀元(724)年,海上に光を放つものがあるので浦人達が怪しんでいると,ある漁夫の夢に観音様が現れた。お告げのとおりに網を海に投じたところ,身の丈二尺(60cm)あまりの十一面観音像がメノウを脇に挟んで上がってきた。その時,天から米が降ってことから,「飯沼」の地名が生まれたのだという。
  • 観音を引き上げた漁夫は,出家して観音様に仕え,諸人の病気を治して「おこり(熱病)除け」の法師として崇められた。
  • のちに弘法大師がこの地に巡錫。本尊の蓮座を造り,開眼の秘法を修した際,下総の守護・千葉市の系統をひく海上一族が弘法大師と本尊に帰依し,壮大な伽藍を建立したという。
  • 天正6(1578)年には海上氏によって方八間の観音堂が造営され,江戸時代には十間四面の大本堂が造営された。
  • しかし,第二次大戦中の昭和20年7月19日,米軍機の爆撃のために焼失。現在の観音堂が再建されたのは昭和46年のことである。

 訪 問 記
平成20年10月4日(土) 晴れ

 円福寺
円福寺は、本堂で、納経所が、ちょっと離れています。

最初間違えて、納経所と大師堂がある所に着いて、ここが本堂かと勘違いしました。

納経所でご朱印をもらうとき、お寺の方に、本堂はお参りしましたかと聞かれた。
聞くと、本堂は離れている所にあるとのこと。
これから、お参りしますと答え、飯沼観音へ向かいました。
立派な山門があります。
仁王像は、迫力があります。
現在、五重塔を建設中である。竣工は平成20年とあるので、まもなく完成するのでしょう。


五重塔が完成したときに、また参拝に来たいものです。 
 
観音堂は修復中でした。
立派な観音堂です。
この寺にも猫がいました。
丸々と肥っています。
阿弥陀如来様でしょうか。
かなり大きい仏様です。
境内が広く、伽藍も立派なお寺です。