坂東第二十八番札所 龍正院
寺院名
龍正院
通 称
滑河観音
宗 派
天台宗
開 基
円仁
ご本尊
十一面観世音菩薩
真 言 おん ろけい じんばら きりく そわか
ご詠歌 音にきく 滑河寺の 朝日ヶ渕 あみ衣にて すくふなりけり
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札所データ
住所
千葉県香取郡下総町滑川1196
交通(車)
東関東自動車道成田IC30分
駐車場
あり
地図サイト
ホームページ
http://www.tcs-net.ne.jp/~enpukuji/
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歴 史
龍正院は,滑川城主,小田将治(まさはる)の発願により,承和5(838)年に慈覚大師により開かれた。寺伝によれば,冷害で人々が飢え苦しんでいたため将治が観世音を念ずると,朝日姫と名乗る少女が現れ,小田川の川辺に将治を案内して姿を消した。そのとき,川に船を浮かべていた老僧が僧衣を網にして小さな観音像をすくい上げて将治に与え,「この淵より湧く水をなめよ」と言って立ち去った。そして将治はが堂を建ててその尊像を安置すると,気候は回復し,五穀が実ったという。
観音像が示現した場所は,龍正院から300mほど離れた田園の中にあり,「観音応現碑」が立っている。
観音像は,一寸八分(約55cm)の十一面観音で,のちに定朝作の一丈二尺(約3.6m)の観音像の胎内に納められた。安産・子育て・延命開運に霊験あらたかという。
慈覚大師の高弟修円が伽藍を整え,将治が常行三昧堂を建てるなど寺運は栄えたが,建保4(1216)年に暴風雨で本堂・護摩堂・三重塔・鐘楼などを失った。
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訪 問 記
平成20年10月4日(土) 晴れ
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龍正寺
夕方、午後4時40分ぐらいに着きました。
時間が無いので、参拝をする前に、納経所で、先にご朱印をもらいました。
それから、参拝です。
仁王門、国指定の重要文化財です。
太いしめ縄です。
観音堂は、大きく立派な堂宇です。
現在の本堂は,元禄9(1696)年に、5代将軍綱吉が大檀那となって再建されたものです。
仁王門の道路際には、大きく立派な、宝篋印塔が並んでいます。
なんとか、5時に参拝を終えた。