平成20年 5月 防府市

 周防国分寺

所在:防府市国分寺町
国分寺は、聖武天皇の国家の災除景禍を祈る勅願により国ごとに設置された官寺です。

周防国分寺は、周防の国の国分寺にあたります。
周防の国分寺楼門
県指定 有形文化財(建造物)
1596年(文禄5年)に毛利輝元が再建し、1767年(明和4年)に大改修をし、近くは1956年(昭和31年)に解体修理を行なっています。
現在の金堂は、江戸時代、毛利重就(もうりしげたか・萩藩七代藩主)を施主として建立され、行七間(約22m)梁間四間(約15m)で屋根を二重とした大きな伽藍です。
大規模な金堂が現在まで残ることは、全国の国分寺の中でも珍しく貴重な遺構です。国指定 重要文化財に指定されています。
堂内には、本尊の木造薬師如来像ほか数多くの重要文化財をはじめとする仏像が安置されています。

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