平成25年4月28日
この日はお天気がよく一日快晴に恵まれた日でした。
福井から能登へ向かいました。

 北潟湖
 大きな湖ではないようですが、新緑の丘陵に囲まれたきれいな湖でした。
静な湖面です。

 吉崎御坊
浄土真宗を中興した蓮如上人が北陸布教の拠点としたところです。
駐車場に車を停め、歩いてきました。
その間、御土産物屋、出店などにぎやかでした。

ここから階段を登っていきます。数分で着きます。
吉崎御坊跡です。
小高い山となっています。
ちょうど、牡丹桜の花が咲いて、散り始めていました。
蓮如上人銅像
東京美術大学の教授であった高村光雲作です。

蓮如上人銅像は、西郷隆盛、楠木正成、亀山上皇とともに、光雲四大作の一つです。高さ5mの台座の上に立ち、昭和9年に完成しました。
吉崎御坊本堂跡
蓮如上人御腰掛け岩
蓮如さん、ここに腰掛け、よく説法をされたそうです。
北側は木が伐採されており、視界が開け、鹿島の森、日本海が見えます。吉崎御坊は、風光明媚な地にあります。
吉崎御坊跡の遠望

 福井県から石川県小松市に来ました。那谷寺を拝観しました。

 那谷寺(なたでら)
所在地:石川県小松市那谷町ユ-122
 名勝庭園(石川県文化財)
 自然の地形を利用してつくられた蓬莱式池泉鑑賞庭園で、江戸時代前期の作庭です。
 昭和の初期に、当時荒れ果てていた庭を、島根県の足立美術館の庭を作庭した、中根金作氏によって復元された庭園です。
手前の池のなかの島の石は、阿弥陀三尊を表わしています。
庭を歩きながら鑑賞します。
観光客は少なかったです。
庭の面積の割には、木が多すぎるなと思いました。わざと庭全体を見えなくしているのでしょうか。
庭園を出て、境内に戻ります。
大きな池があります。
新緑の季節で、花も咲いてきています。
那谷寺奇岩遊仙峡
池の向こうに、山のような大きな奇岩が続いています。
お天気がよく暖かくなってきました。歩いていて気持ちがよいです。
本殿 大悲閣(国指定重要文化財)
水面が鏡のような池があります。とても静かでのどかです。
那谷寺 三重塔(国重要文化財)

小塔ながら美しい禅宗様の塔です。
江戸時代 寛永19年(1642年)の建築で、屋根は桧皮葺、高さ 11.6mです。
均整の取れた美しい塔です。
橋を歩いていきます。
今いる場所は高台にあり、奇岩遊仙峡がよく見えます。紅葉の木でしょうか、新緑が鮮やかできれいです。
護摩堂(国重要文化財)
本尊は不動明王です。
鐘楼
前田家三代利常が後水尾天皇の勅命により再建したもの。鐘は、戦国時代に朝鮮から渡来したものです。

 永光寺(ようこうじ)
 洞谷山永光寺は、今から七百年前の正和元年(一三一二)曹洞宗太祖常済大師 瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)、45歳の時、能登国中川の地頭 酒匂頼親の女の勧請により開創されたお寺です。
 瑩山紹瑾示寂の地でもあります。  
後醍醐天皇をはじめ、南朝、北朝の帰依により勅願時となり、光厳天皇上皇の勅願による三重の利生塔が建立されました。
開山塔
瑩山紹瑾の墓です。正中二年(1325年)、永光寺において遷化されました。
五老峯
 曹洞宗の法統を継承した五大老禅師の霊骨遺品を埋納した御霊廟です。
 如浄禅師 語録
 道元禅師 霊骨
 懐奘禅師 血経
 義介禅師 嗣書
 けいざん禅師 五部大乗経
を納めています。
2日目・石川県能登へ