平成20年 5月 山口

 大内氏築山跡・八坂神社

大内氏築山跡
大内教弘が築いた別邸、築山屋形の跡といわれています。かわらけの大量使用が認められるほか、史跡の南辺で堀跡が確認されたことから、大内氏館跡と同様の室町将軍邸を範とした居館であったと考えられています。
八坂神社
八坂神社は、京を模した街造りを行った大内24代弘世が、1369年(応安2)京都の八坂神社を勧請した神社です。
本殿(重要文化財)は、30代義興が1519年(永正16)に再建したもので、室町時代の様式をよく伝えています。重要文化財に指定されています。
本殿の周囲に配されている13個の変化に富んだ蟇股は、珍しい図柄とともに室町時代の特色がよく出ているといいます。
7月には、この神社で山口祇園祭行われます。

常栄寺 → 雲谷庵 → 今八幡宮 → 聖ザビエル公園 → 龍福寺・大内氏館跡
 → 築山跡・八坂神社 → 錦の御旗 作成地 → 瑠璃光寺