平成23年12月 大分県への旅

 宇佐神宮
 宇佐神宮は、大分県宇佐市にある神社で、全国4万6千社あるといわれる八幡宮の総本宮です。(式内社、旧官幣大社)
 主祭神は八幡三神と呼ばれ、祭られている神殿の順に応神天皇(一之御殿)、比売大神(ひめのおおかみ/二之御殿)、神功皇后(三之御殿)の三柱です。
 社殿は、宇佐亀山に神亀2年(725年)、一之殿を建立、天平元年(729年)には二之殿、弘仁14年(823年)には三之殿が造立され、現在の形式の本殿が完成したと言い伝えられている。
704年の藤原広嗣の乱の際には、官軍の大将軍の大野東人が決戦前に戦勝を祈願し、743年の東大寺造営の際に宮司等が託宣を携えて上京し、造営を支援したことから中央との結びつきを強めます。
769年の宇佐八幡宮神託事件では、皇位の継承まで関与するなど、伊勢神宮を凌ぐほどの皇室の宗廟として崇拝の対象となり繁栄した信仰を集めていきます。
祓所(はらいじょ)
大典の際、祓の儀を行うところです。
階段を登っていきます。
若宮神社(国指定重要文化財)
応神天皇の若宮である大鷦鷯命(仁徳天皇)と皇子を祀っています。
西大門(国指定重要文化財)
文禄時代に改築されたといわれます。
上宮
南中楼門
宇佐神宮の本殿(第一殿から第三殿に至る3棟)は、国宝に指定されてます。建築様式は八幡造と呼ばれています。
早朝なので、参拝者は、地元の方が参拝に来られているだけでした。
純粋な観光客は私一人でした。
能楽殿
菱形池
朝一で訪れたので、落ち着いて観光できました。
宇佐神宮、八幡宮の総本宮だけあり、とても広い境内で、厳かな雰囲気でした。
次は、国東半島の六郷満山へ向かいます。
吉祥寺跡、高崎山城跡 → 遊歩公園、府内城跡 → 
臼杵石仏 → 高瀬石仏、霊山寺、伐株山城、元町石仏、岩屋寺石仏など
宇佐神宮 → 真木大堂、熊野磨崖仏、富貴寺、川中不動、両子寺、豊後安国寺など