平成19年11月

 宍道湖の夕日

三丁目の夕日じゃなかった、宍道湖の夕日を、それも真っ赤に燃えながら湖の向こうに沈む太陽を、写真におさめたいと思っていました。(^^)

宍道湖に、嫁ケ島という小さな島が浮かんでいます。湖岸から、比較的近いです。
ここは、夕日が美しいことで全国的にも有名で「夕日百選」に選定されています。

国道9号の湖畔沿いには「宍道湖夕日スポット」が整備され、階段状テラスや遊歩道、駐車場などがあります。
日が沈む時間に合わせて、夕日が見えるスポット(松江市袖師町)の駐車場に来ました。
幸運にも、駐車スペースが1台分空いていました。
車を停め、道路の地下連絡道から、駐車場反対側の歩道(湖岸側)へ出ました。
もう、たくさんの人が沈む太陽を待ち構えています。
小泉八雲(ラフカディオ.ハーン)も暇さえ有ればこの辺りの宍道湖の夕景に見入っているといいます。
この嫁ケ島には、つぎのような伝説があります。

昔、姑に虐められた嫁があまりの辛さにたえかねて、里帰りをしました。
近道をしようと凍った湖上を急いでいる時、氷が割れてあっという間に宍道湖の中へ吸い込まれ、嫁は、死んでしまいました。
この様子を見ていた神様が哀れに思い、嫁の亡きがらと共に一夜のうちに島を浮かび上がらせたといいます。
徐々に、雲の向こうに、太陽が沈んでいきます。
ただ、今日は、雲が多かったです。
太陽は雲の向こうに沈むような感じですね。
かなり、残念でした。(^_^;
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