平成20年12月
西国第十九番 行願寺(ぎょうがんじ)
通 称
革堂
開 基
行円上人
本 尊
千手観世音菩薩
宗派
天台宗
住 所
京都市中京区寺町
通竹屋町上ル行願寺門前町
六角堂から、革堂へきました。
革堂こと、行願寺は一千年の歴史をもつ寺院です。
創建当時は一条通りにありました。戦乱や火災でいくたびも焼け、場所を替えつつも、人々の熱烈な信仰によって常に都の中心部に再建されました。
革堂は、街なかに埋もれいています。
開基は、行円上人。
出家前の上人は、猟師であったが、射止めた牝鹿の腹の中にいた子鹿が生きているのを見て改心し、仏門に入ったと言い伝えられています。
行円上人は、比叡山の横川で修行されました。
行円上人は、密教行者のしるしである宝冠をかぶり、いつも革の衣をまとっていたので、いつしか「革聖(かわひじり)」と呼ばれ親しまれるようになりました。
行願寺は、いっさいの人々の成仏を「願い、行じる」思いが込められているからだそうです。。
行願寺の納経所の方が、この冬一番の寒さだと、おっしゃっていました。
寒いわけです。
京都市役所付近を歩いていたら、寒桜でしょうか。早くも咲いていました。
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